H22年度について、これを、項目別に表すと、次のとおりとなる。

(表3)H22年度(開業年)の収支採算性の推計結果

H22年度
(億円)
札幌〜東京間の旅客収入の増加分A=a+b
1,251
新幹線開業後の札幌〜東京間の旅客収入の増加分a
1,459
関連線の旅客収入の増加分b
△208
札幌〜東京間の営業経費の増加分B=c+d+e
580
新幹線開業後の札幌〜新青森間の営業経費の増加分c=(1)+(2)
276
新幹線開業後の札幌〜新青森間の営業経費の増加分(1)
403
関連線の営業経費の増加分(2)
△127
新幹線開業後の新青森〜東京間の営業経費の増加分d
104
投資的経費の増加分e
200
収 支 改 善 効 果
C=A-B
671

  • 投資的経費は、新幹線車両の借入金の償還費である。
  • 収支採算ラインについて
    • 収支採算ラインは、収支改善効果がゼロとなる一日当たりの平均輸送人員(輸送密度)をいう
    • 計算の結果、概ね12,000人程度と想定される。
ま  と  め

 北海道新幹線の収支採算性は、開業初年度に約670億円の収支改善効果を生じ、以後、上昇カーブを描いて、年々増加していくものと見込まれ、また、今回未推計である誘発による利用者の旅客収入などを加えると、収支採算性は、さらに向上するものと想定される。
 また、参考までに、今回、スーパー特急や新函館までフル規格の場合も検討を行ったが、北海道新幹線は、札幌〜新青森間全線フル規格の場合において、著しい収支改善効果が得られる結果となった。




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