北海道サマータイムの導入に関する
提 言 書

北海道経済産業局長 様
北海道知事 様
札幌市長 様
平成15年11月12月
札幌商工会議所


 サマータイム制度は夏の間だけ時計を進め、明るい時間帯を有効に活用しようとするもので、現在では日本・韓国などわずかな国や地域を除き世界中の中高緯度地帯で導入されている。

 北海道は、日本標準時を定めた明石より経度で約6度東に位置し、尚且つ、わが国の中で最も高緯度に位置することから、夏季における日中時間が札幌で東京や大阪などに比べ約1時間長くなっている。「北海道サマータイム」は、この昼間時間を積極的に利用しようというもので、生活面においては、健康増進、余暇の利用拡大、また、経済活動においては、省エネルギー効果やCO2 の削減、さらに新たなビジネスチャンスが生まれるなど、高い導入効果が見込まれるものである。

 札幌商工会議所では北海道サマータイム制導入に関し、平成15年1月、政府構造改革推進本部の特区2次募集に対し提案を行ったほか、平成15年10月には、「北海道サマータイム」導入による経済効果について試算を取り纏めた。その結果、観光・レジャー・趣味娯楽などに対し直接効果で9百億円弱、さらに波及効果を含めると1千百億円を超える新たな消費行動が誘発されると算出され、一方、これに伴うコンピュータ関連等のシステム変更費用は約41億円にとどまると積算された。

 「北海道サマータイム」は、新たな需要を創出すると共に、内外に北海道をアピールする絶好の機会となることから、その導入を強く要望するものである。



  1. 毎年4月第1日曜日から9月最終日曜日までの約6ヶ月間、北海道全域(本道限定)で1時間乃至2時間のサマータイムを導入すること