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STAFF INTERVIEW02

札商男子会

札幌商工会議所の男性職員の皆さんにお集まりいただき、
座談会を開催いたしました。

※座談会参加職員の部署・役職・業務内容等は、全て対談当時(2021年3月時点)のものです

  • 入所17年目
    (平成16年入所)
    ※転職組

    man1

    事務局次長
    総務部長

    石本 茂史ISHIMOTO SHIGEFUMI
  • 入所20年目
    (平成13年入所)

    man2

    産業部
    生活・サービス産業部 課長

    大畠 諭一郎OBATAKE YUICHIROU
  • 入所5年目
    (平成28年入所)
    ※転職組

    man4

    国際・観光部
    国際交流・観光課 係長

    井浦 寛弘IURA TOMOHIRO
  • 入所2年目
    (平成31年入所)

    man3

    総合企画部
    冬季オリパラ招致推進室

    小川 峻騎OGAWA SYUNKI
  • 入所1年目
    (令和2年入所)

    man5

    会員組織部
    会員組織課

    渡部 景太WATANEBE KEITA
現在の職務内容はなんですか?
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石本

じゃあ順番に、現在の仕事内容についてお話してもらっていいですか?

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大畠

わたしは産業部 生活・サービス産業課という部署におりまして、会議所の中に会員企業で構成されている11の部会(会員企業が所属する業界ごとのグループ)というのがあり、そのうちの4部会を担当しています。

一つはバスやタクシーなどの旅客・貨物運送の業界。それから、百貨店・スーパー・商店街などの小売業。それから、銀行・保険・ビルメンテナンスや警備会社が所属されている業界。もう一つが、病院・介護施設・スポーツ施設・カルチャー教室などと幅広いのですが業界の振興が主な仕事になっております。

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man4

井浦

わたしは国際・観光部 国際交流・観光課に所属していまして、担当業務は、「YOSAKOIソーラン祭り」や「さっぽろ雪まつり」といった市内の観光イベントの運営の協力や11部会の中の一つである観光部会を担当しており、ホテル・飲食店・すすきのにあるような社交関係の事業者・旅行業のみなさまを対象に支援をさせていただいております。

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当所職員と建設・観光関連の会員企業と共同で制作した大雪像

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渡部

わたしは今、会員組織部 会員組織課に所属はしているものの、兼任として北海道内42の商工会議所を取りまとめている北海道商工会議所連合会で農林水産省の委託事業であるGoToEatお食事券事業の事務局にも所属しております。

GoToEatお食事券の事業統括、運営管理や会計管理など様々な業務の中で。私の主な担当業務としては道内商工会議所との連携、金融機関、関連企業との連絡調整などとなっております。

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man1

石本

元々の所属部署の仕事から大きく離れていますよね。会員組織課としてはどんな仕事をしているんですか?

man5

渡部

会議所にまだ入会していない企業様に対して入会に関するお話(営業)をしたり、その上で社長さんの経営上のお悩みやお困りごとを直接聞き、当所事業のご紹介をしたり、直接コミュニケーションを取る機会が多い課です。

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小川

私は総合企画部の中に今年(令和2年)新設された2030年冬季オリンピック・パラリンピック札幌開催実現に向けた招致活動に取り組む部署に配属となったのですが、コロナの影響で思うようにいかず事業が延期だったり中止だったりしまして、先行きが不透明な中、仕事に取り組んでいる状況です。

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「北海道コンサドーレ札幌カーリングチーム」をモチーフに作成したフォトモザイク

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石本

私は総務部ということで事務局次長・総務部長という立場なんですが、一つ目は会議所事務局内の人事です。採用から研修関係、人事配置等々の仕事をしています。

それから、役員のサポートということで会議所事務局の全般的な運営をいろいろな機動力で支えていくという役割で役員秘書の部署でもあります。

会頭・副会頭・議員を中心とする商工会議所の執行部・執行機関を運営し、サポートしていくということで、どちらかというと各部署を広く浅く見て、商工会議所の運営を導いていく仕事を日々しています。

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議員総会の様子

入所したきっかけはなんですか?
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小川

就活をする上で、公共的なところで尚且つ札幌で働き続けたいという考えがありました。そこをまず第一条件にして、いろいろな企業を就活サイトで探していたんですけど、その中で札幌商工会議所を見つけ、ここならと思い応募に至りました。

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渡部

僕はできるだけ多くの方とコミュニケーションをとることが目標で、それプラス、できるだけ多くの人の役に立ちたいなと思って。そんな時に札幌商工会議所と出会って中小企業の支援をしているということで、ここならできるだけ多くの人と出会い、世の中の役に立てるかなと思い決断しました。

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井浦

わたしは転職組なんですが、出身が帯広で進学にあたって札幌で生活するようになりまして。札幌で仕事がしたいということが動機で札幌が地盤のガス会社に約9年勤めました。ですが、働いていくうちにもっと札幌の街に貢献したいという気持ちが芽生えてきまして転職を決断しました。

転職活動を進めていく中で地域の観光イベントの運営や地域経済の基盤になっている中小企業の支援をしている札幌商工会議所という存在を知り、一緒に働かせていただきたいと思い、応募したというのがきっかけです。

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石本

前職と比べてどうですか?

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井浦

前職はガス会社だったので一般のお客様を相手にするようなお仕事だったんですね。それはそれで生活のインフラを支えているということですごくやりがいのある仕事ではあったのですが、自分の力をより経済のほうに役立てたいというのがあったので、企業の代表の方と直接やりとりができるこの職場に関わらせていただけるというのが自分が成長する仕事になるんだろうなと考えています。

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大畠

・・・井浦くんみたいに立派な志望動機じゃないんだよな、まずいな。(笑)
私はもう20年くらい前になっちゃうんですけど、みんなみたいにそんな立派な志望理由はなくて。小学校からずっと野球をやっていて大学生の時も野球をやっていて。野球をやっていたので声かけてもらって拾ってもらった感じです。
商工会議所から大学に話が来て、スポーツをやっている学生で就職決まっていない人がいないかっていう話で。

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man1

石本

そんな誘われ方だったの?

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大畠

だったと思います。それで、一般の企業も試験をいくつか受けて一つ内定いただいていたんですけど、札幌商工会議所というなんとなく公務員っぽいイメージがあって。
安定していそうだし、転勤もないということで学校側から勧められて・・・という理由です。

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石本

私も、井浦くんと同じく31歳で転職をしていて、前職は保険会社で転勤族だったんです。保険会社に入った理由は給料が高いからという理由で入ったんだけれども、家族の事情で札幌に来なければならないという事情があって転職先を探しました。

その中で優先したのは前職の保険会社が非常に利潤追求にシビアでとにかく利益優先という方針だったので、その反動でどちらかというと公共に携わりたい、公のことを商売にしてお金を稼ぎたいというところが一つと、もう一つがお給料がきちんと家族を養うに足るところを選びました。

最後に転職理由にもなった部分で、札幌からの転勤がないという3つの条件で探して入って、札幌商工会議所がぴったりハマったという感じですね。

仕事上で印象深かったこと・苦労したこと・楽しかったこと
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大畠

どれか一つと言われたら5年目くらいのときに、当所が創立100周年を迎えるということでいろんな記念事業をやったのですが、その中でも当時の月寒グリーンドームで開催した「こども未来博」という子ども向けのイベントを担当しました。夏休み期間中23日間あって。毎日外です。

一般へのお客様への対応もあるし、その時に出店していただいた企業様の社長さんとのやりとりや、期間中のイベントを事故無く成功させるというのが使命なので毎日大変でした。日焼けして真っ黒になりながら。それに4,5kg痩せました。

一同

ははは(笑)

man2

大畠

毎日30度越えの日が続いて雨が降ったのが1日だけ。だから、イベントとしては大成功でした。

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石本

あの時、僕が手伝いに行ったらチームのみんながゴボウみたいに黒くなってて。「ベンチの上にゴボウがいるぞ」って(笑)

一同

ははは(笑)

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man1

石本

確かに思い出深かったねぇ。

man2

大畠

はい、100年に1回なので、もう次の100年目にはいないので貴重な体験でした。

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井浦

私は転職後に、その10年後の札幌で開催された当所創立110周年記念事業で全国各地のスイーツを集めて販売をした「北海道お菓子フェア2016」の専属スタッフとして、10日間のイベントの運営に携わりました。その中で地域の観光資源を盛り上げている組織なんだなということがわかり、最初からいい経験をさせてもらったなと思いました。

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札幌大通公園で行った「北海道お菓子フェア2016」のオープニングの様子

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井浦

あとは、昨年(令和2年)の10月に新型コロナの影響で売り上げ減などの影響を受けた、エンタメ業界の支援ということで初めて開催させていただきました「SAPPOROオンラインドライブンインフェス」というイベントですが、なかなか自分の周知などが上手くいかなくて当日の集客がかなり厳しかったんですけれど、そういったときに職員のみなさんが休日返上してまで現場に来ていただいて、盛り上げてくれたのが本当に、本当にありがたいなと感動して、今でも感謝しています。

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札幌羊ヶ丘展望台の駐車場で実施した「SAPPOROオンラインドライブインフェス」の様子

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小川

私は、入所して1年でオリパラに関する部署に異動になったんですけど、その矢先にコロナが始まっていろいろな事業が延期中止になったり。オリパラの部署にいるんだけれどもオリパラに関することはほとんど出来ていないというような状態が続いた部分でモチベーションを維持するのが難しく感じました。

ですが、今はもう次に向けて動いている部分がたくさんあるのでそこをモチベーションにしています。来年は北京オリンピックもありますし、招致機運のピークを迎えるということで一生懸命取り組んでいきたいと思います。

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石本

いちばん印象深かったのは平成28年3月26日の北海道新幹線が開業した日。当時の高向前会頭の随行で、開通式に立ち会ったんだよ。
あの日、式典を華やかにしたいという高向前会頭のアイデアで、自衛隊にお願いしてブルーインパルスを飛ばしてもらいました。その時商工会議所がお願いすれば本当に自衛隊がブルーインパルスを飛ばしてくれるんだというのにも驚いたし、光り輝く中で北海道新幹線第一番列車が新函館北斗駅から出発をした歴史的瞬間に立ち会えた。あのことは忘れないよね。感動しました。
今コロナで大変ではあるんだけど、やっぱり2030年度末の札幌延伸を何としてでも、いろんな問題があるけどクリアにして実現して欲しいね。ぜひその開通式にも立ち会いたいなというところです。

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平成28年3月26日 北海道新幹線開通式の様子(左:JR北海道 島田社長 右:高向前会頭)

働く場所として商工会議所はどんなところ?
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小川

どこの会社も新人のうちは長い研修を経て、いろいろな力を身に付けた上で実際に働き始めるという印象を持っていましたが、会議所に至っては2日間くらいのマナー研修を受けて、もうそれぞれの担当部署に配属し働くという。もちろん上司の方々のサポートありきではあるんですけど。

そういった意味で、最初は何をしたらいいのかわからないという部分があったんですが、今思えば早いうちから即戦力として扱われるので、いろいろな経験ができたっていうのが力になっているのかなと思っています。

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石本

やっぱり最初は大変だけど、社長さん達と話して、命を懸けて商売をしている人たちに応えていくというほうが一番の研修になるからね。座学したところで実践が伴わないと全く頭に入ってこないから。

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渡部

学生時代の後輩からは仕事って何なの?などと相談が来ますが、僕自身も会社ってそんな毎日やることないでしょと思いながら入ってきた人間で。でも会議所としてはたくさんの事業をやっていて、職員一人ひとりに責任がある仕事を任されていると感じました。

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井浦

企業のトップと直接関わるという組織なので、必然的に否応もなく自分も立ち居振る舞い、中身も含めて洗練されていく組織だと思っています。
100年以上続いている組織なので伝統ももちろんありますが、新しいことにも挑戦させてくれる組織だとも思っています。

私はまだ数年しか経っていないのでそんなに異動もないんですが、よく先輩方から聞くお話では、部署が変わると仕事も全然変わって転職したような仕事になると。なのでそういった意味も含めて、長く働き続けることができる組織なんだなということを感じています。

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大畠

学生からそのまま就職したので何とも言えないんですけど、他の会社や組織にはない特殊な職種なのかなと。井浦係長が言ったように異動が何年かおきにあって、全然ちがう業界だったり職種だったり。極端なことを言うと180度違うような仕事の内容もあるので一から勉強しなきゃいけないっていう新鮮味があって。

あと、自分が入所した時に先輩に言われたんですが、「会議所は入社したての新人が社長にアポイントを取って会えるような会社なんだよ」と。当時は何言っているのかなと思っていたんですが、あとで何年かして知り合いのお客様からいろんな話を聞くと、営業で社長にアポイント取って商談したいって言っても会ってもくれず、電話も取り次いでくれないと。

だけど、僕らって新人でも担当する企業様がいれば「社長さんいらっしゃいますか?」と言ったらすぐ繋いでくれるし、「業界のこと色々わからないので教えてください」と言ったら、「おぉ、来い来い」と歓迎してくれたりもする
そういうのができる職場だということを最初はわからないんですが、何年かしているとそういったありがたみがわかる素晴らしい職場です。

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石本

「素晴らしい職場」出ました!(笑)

自分も転職組だから感じるところを話すと、商工会議所はいい意味においては移ろい変わる経済に対応していくという、すごく変化が激しいところを仕事のターゲットにしていくので退屈だと思ったことがない

また、たくさんの経営者と話さないと正しいジャッジができないので、経営者とよく話すということがこの職場でのスキルアップにいちばん繋がると感じています。自分の企業の商品を売るわけではなくて、経営者といろんな経済情勢について意見交換を行うというのが非常に大事だと強く思います。

新卒・転職する方へのメッセージ
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石本

じゃあ、最後に就職活動をしている方へ熱いメッセージを!

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井浦

新しいことに挑戦するというのに遅いということはないと思います。この職場は常に新しい風が吹いている組織であり、どんどん自分のやりたいことができる組織だと思います。今後みなさんと一緒に働けるのを楽しみにしています!

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渡部

就職活動は会社がみなさんを選ぶ立場なんですけど、逆にみなさんが会社を評価する場でもありますので、大変なこともたくさんあると思いますが、自分に合った会社を見つけられるように頑張ってください!

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小川

社長さんを相手に仕事をするというのは、僕たち若い世代にとっては貴重な経験になりますし、同級生と仕事の話をしたら結構驚かれるようなことも多いです。
働きながら自分の成長を感じることができるような職場ですので、社会人になってからも自分を成長させたい、レベルアップしたいと思っている方にはおすすめです!

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