㈱みどり工学研究所

近年、全国各地で異常気象、集中豪雨による河川の氾濫、土砂崩れ、下水道の増水などが頻発しており、北海道もその例外ではありません。
こうした災害への対策として、局地的な雨量や中小河川の水位などの情報をいち早く把握し素早く対応することが求められておりますが、弊社では自社開発したSESAME（セサミ）システムがひとつの解決策になるのではないかと提案させていただいております。
SESAMEは、河川やため池などの水位や局地的な雨量、土壌水分、地下水位などのフィールドデータを自動的に測定し、携帯電話網でクラウドサーバーに伝送して、PC、スマホなどでリアルタイムにWebで閲覧できるシステムです。また、電源や通信回線のない場所でも簡単に設置ができる自律型であり、データが危険な値を示せばメールを発信する機能もついております。なお、静止画を伝送するカメラシステムも用意しております。

弊社は、機器の設置、通信やデータサーバーの管理からグラフ、地図、分析画面が表示できるWebソフトまで、すべてのプロセスを提供しており、国際協力機構（JICA）の中小企業海外展開支援普及・実証事業にも採択され、SESAMEシステムが安価で一貫したシステムとして使えることからインドネシアのダムや流域河川、泥炭地で利用されております。