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STAFF INTERVIEW01

札商女子会

札幌商工会議所の女性職員の皆さんにお集まりいただき、
座談会を開催いたしました。

※座談会参加職員の部署・役職・業務内容等は、全て対談当時(2021年3月時点)のものです

  • 入所24年目
    (平成9年入所)

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    国際・観光部
    国際交流・観光課 課長

    髙橋 いずみTAKAHASHI IZUMI
  • 入所15年目
    (平成18年入所)

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    会員組織部
    会員サービス・広報課 課長

    髙橋 美希TAKAHASHI MIKI
  • 入所3年目
    (平成30年入所)

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    会員組織部
    会員サービス・広報課

    森 花奈子MORI KANAKO
  • 入所3年目
    (平成30年入所)
    ※転職組

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    産業部
    地域振興・ものづくり課

    白圡 優唯SHIRATO YUI
  • 入所7年目
    (平成26年入所)
    ※転職組

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    総務部
    総務課

    野原 聖良NOHARA SEIRA
現在の職務内容はなんですか?
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髙橋(い)

現在は国際・観光部 国際交流・観光課で、観光イベントの開催や地域のイベントである「さっぽろ雪まつり」や「YOSAKOIソーラン祭り」などの実施のお手伝いをさせていただいたり、国際親善ということで大使の方をお迎えしたりの受け入れなどを含めて担当しております。

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髙橋(美)

私は会員組織部 会員サービス・広報課という部署で、主に会員企業へ各種サービスを提供したり、当所事業の紹介や役立つ情報を掲載している広報誌『さっぽろ経済』を毎月作成・発行しております。
具体的には、会員企業の周知PR、映画や美術展などの各種特別優待チケットの販売、各種証明書の発行と多岐に亘るサービスを提供しております。
また、「さっぽろ地下街オーロラタウン」にあり、会員企業の製品や技術のPR及びサンプリングやアンケート収集など、幅広く一般市民に対して情報発信を行うアンテナショップ「札幌商工会議所コミュニケーションスペース」にて会員企業の新商品やサービスのPRを支援したり、YouTubeやLINE、メルマガ、Facebookを使ってのPRや会員企業の事業のご紹介も行っております。

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白圡

私は産業部の地域振興・ものづくり課にいるんですが、会員企業がそれぞれ業種毎に所属する11の部会のうち5部会を担当しております。主に建設業、住宅・不動産業、IT業、製造業などの業種や業界がさらに発展していけるような「事業」の立案から実施まで行っております。

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わたしは会員組織部 会員サービス・広報課にいて、主に広報を担当しているのですが、基本的には広報誌『さっぽろ経済』の発行・編集を行っていて、広報誌の中で当初の事業活動であったり、広告はもちろんのこと会員企業のPRや周知を行っています。

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野原

わたしは総務部総務課に所属していまして、主に商工会議所の事業計画や収支予算などを最終的に決定する議員総会の運営新卒・中途の採用活動を中心に担当しています。
あとは、組織の内部管理的なことや、役員秘書業務、職員の福利厚生・人事関係・労務関係などなどその他なんでも屋です。(笑) 他の部署で担当しないような名もなき業務も総務が担当することが多いです。

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入所したきっかけはなんですか?
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髙橋(美)

当時、北海道新聞の求人欄を見て応募しました。ですが、応募した時には商工会議所が何をやっているところで、どんな会社でというところが全くわからなくて。

でも実際に面接をした時に「札幌のためになにかやれる会社なんだな」というざっくりとしたことがわかって。出身も札幌だったのでもちろん札幌での就職も考えていましたし、ずっと札幌で働けたらなとも思っていましたし、転勤がないことも結構自分の中では大きかったので、そういったところが入所したきっかけですね。

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白圡

私は以前金融機関に勤めていた時に、融資を担当していて、だんだんと「本当にお客様のためになる融資が出来ているんだろうか?」と疑問に思ってきてしまって。
本当にお客さんのために働きたい、人に求められる仕事がしたいと思って商工会議所に転職する決意をしました。

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私もみなさんも仰っていたように商工会議所って何をしているところか最初は全然わからなくて。でも色々と調べていくうちに経済の発展に繋がるようなことなどをやっていることが理解できましたし、「札幌のために働きたい」という自分の気持ちも強かったので。
自分も札幌のために働けるのであれば、挑戦してみようかなと思って入りました。

これまでのキャリアについて
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野原

管理職のお二人にお聞きしますが、今までどんな部署を経験してどんな業務を担当してきましたか?あと、役職に就いたタイミングとかもお伺いできればと思います。

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髙橋(美)

最初は中小企業相談所の札幌市内に5か所ある支所の一つの白石支所に配属になりました。このときは支所業務の中で補助員業務(経営指導員の補助)で支所の事務業務を担当していました。

支所のときには労働保険の事務手続きを事業主に代わって処理する仕事を担当していまして。3年ほどいたんですが、私自身もすごく楽しく労働保険の勉強をさせていただきました。また、会員企業と身近に接することができる部署だったので、企業の経営相談や融資相談を行う経営指導員になりたいなという気持ちもこの3年で湧いたのもひとつです。

3年間の支所を経て、4年目に経営指導員になれたらいいなと思っていましたが、その思いもむなしく(笑)4年目に産業部に異動となりました。

現在の生活・サービス産業課に配属になり、担当業務としてはプレミアム付地域商品券の発行事業を担当したり、まさに札幌の地域活性化をさせるための事業に携わらせていただいてすごく勉強になりました。また、様々イベント運営などを担当させていただいて、中でも健康・美容関連産業の振興を目的にアクセスサッポロで実施した「札幌ヘルス&ビューティーフェア」という大きなイベントにも携わったことが本当に勉強をさせていただいたなという感じですね。そこから、平成29年に国際・観光部に異動になると同時に係長職に就きました。

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札幌ヘルス&ビューティーフェアの様子

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髙橋(美)

国際・観光部では、国際交流・観光課に配属になり、主に観光業界との連携を図る事業を多岐にわたってやらせていただきました。そして令和2年4月に管理職になりまして、今の会員サービス・広報課に配属となりました。

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髙橋(い)

私は会議所に入ってすぐに付属専門学校(通称:CA)に配属になりました。CAでは職員室があるのでそこの事務方ということで学生対応や保護者の対応、大学対応というものもあったので学生の学費を徴収したりだとか、保健室のお姉さんみたいなことだとかも行いました。

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札幌市白石区にある付属専門学校(通称:CA)

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白圡

保健室のお姉さん、似合いそうですね。白衣とか。(笑)

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髙橋(い)

白衣は着てないけどね(笑)
CAに十数年いると、事務方の後輩も入ってこなかったですし、このままわたしはCAなんだと油断していたら、まさかの6年前に会員組織部 会員サービス課(現在の会員サービス・広報課)に異動になりました。

実はCAの時には係長職だったんですが、異動とともに管理職になりまして、本当に転職した感じでした。何もわからない。同じ会議所の一部署であっても全く相手にする人も違うし、業務内容も違ったので新人さんの気持ちでした。ただ、その段階で管理職というかたちで配属されたのでそうも言っていられない。

そして5年間会員サービス課にいて、去年(令和2年)国際交流・観光課に異動になりました。また全然違う部署ということでまた新人の気持ちで業務を行っています。飲食店やホテル業界の方たちとお話する機会が非常に多いのですが、こういったコロナ禍で本当に打撃を受けているというお話が90%以上。いちばん大変な思いをされている方たちの意向を聞きながら、なんとかお役に立てることがないかと日々考えているような状況です。

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野原

いきなり会員サービス課で管理職に異動になった時ってどう思いましたか?

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髙橋(い)

下手に知ったかぶりは絶対にできないなと。逆にそれは人に迷惑をかけてしまうことですし。

一年間はとりあえず「すみません、何もわかりません」というのを前面に出していこうと。何もできないなりに何ができるのかというのは探しながらいくことだろうし。

ただ、全員が全員こういうチャンスをもらえるわけでもないので、この機会を楽しませてもらおうかな、という気持ちにチェンジしました。100%のことなんてできないって自分でもわかっていたし、下手に気負うよりはそういう気持ちでいたほうがいいのかなと思っていました。

幸い、一緒の部署の人たちもいい人達ばかりだったし、ありがたいことにいろいろ話を聞いてくれる人が周りにいたので、それが励みになりました。

そういう機会もみんなに与えられるものじゃないし、こうやって巡り巡って自分のところにきたのであればそれを楽しむしかないかなと感じました。

働く環境の変化はありましたか?
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野原

続いても管理職のお二人にお伺いしたいのですが、入所したときと今って女性の働く環境とか結構変わっているかなと思うんですけど、そのあたりはどう思いますか?

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髙橋(い)

わたしが入ったときは女性職員は朝来た時にお茶を管理職をはじめ職員に出すのが普通でした。
ですが、職員組合の副委員長をやっていたときにCAの実情がこうなんですよね、という話をしてそれはちょっとおかしいよねとなって。それで回数がすごく減り、最終的にはなくなりました。
今は本所でも女性職員は朝からお茶入れはやってないのかな?

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髙橋(美)

そうですね、なくなりましたね。

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野原

女性だからこれ、みたいな役割は少なくなってきましたよね、きっと。
あと昔は、ひとつの課に女性一人であとは男性みたいなのが定着していましたよね。今はなくなりつつありますよね。女性の入所がそれだけ多くなったというのもあると思います。

仕事のやりがいを感じる瞬間はなんですか?
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私は、業務内容的に広報誌の作成がメインなので自分で取材に行って自分で全部文字に書き出して文章にまとめるという作業をしているのですが、私自身、学生の時も小論文とか苦手なタイプだったので、文章を作るのが最初はあまり得意ではなく。異動してきてもう1年になるんですが今でも毎月必死にやっています。

でも、出来上がったときに「あぁ、今月も出来た!」と達成感を感じます。さらに、部署のみんなで一緒に作り上げるので、ひとつの広報誌が出来上がったときがやりがいを感じます。

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野原

わたしも毎月読んでいるんですけど、「この文章をみんなが作っているんだ、すごいな」と思って見ていますよ。

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髙橋(美)

自分の課のこと言うのもあれですが非常に文章がわかりやすい。(笑)

一同

ははは(笑)

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毎月必死に作っています(笑)

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野原

では、次に白圡さんはどうですか?

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白圡

今、情報部会を担当しているので、担当部会に即した事業を考えたりしなければいけない時に、やはり最初は自分一人で全然考えられなくて経営者の方に相談しに行っても、最初は顔も覚えてもらえてないので「誰?」っていう状態になってしまってなかなかうまくいかなかったんですが、だんだんと顔も覚えてくださって「白圡さんいます?」って連絡くださったりとか。事業の相談をするときも、「来年はこういう事業やったらいいよね」とか「こうしたほうがよかったよね」などと反省やアドバイスをくださって、協力していただいていると思っています。

あとは一つの事業が終わったあとに「頑張ってくれてありがとう」や「白圡さんが頑張ってくれたから今回よかったわ」とわざわざ連絡をくださったときは「やり遂げることが出来て良かった」と思います。

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野原

いい話。やっぱり、そういう会員企業様からありがとうと感謝の言葉を言っていただけると嬉しいですよね。

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白圡

しかも、結構事務所が遠くにある企業の方がわざわざ出向いてくれて。「ありがとう」と言ってくれた時は本当に泣きそうになりました。

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髙橋(美)

私も白圡さんとも若干重複しますが、自分で考えた一般市民を対象にした事業や会員企業のためになるような内容の事業を自分が担当でやらせていただけるのはやりがいを感じます。

今まで、学生時代を振り返るとそんな機会ってあまりないですし、札幌商工会議所という名前が新聞とかメディアで報道されて、かつ自分が携わっている事業が初めて載ったときってすごくテンション上がって。「え?新聞に載っちゃうの?私これ担当してる!」と思ってすごくテンション上がったりとか(笑)

それがやりがいにつながってまた更に事業もできるし、いろんな事業案を上げてダメなものがほとんどだけど、ダメなものでも上司から「こうしたほうがいいんじゃないか」などと相談や知恵をいただきながら、進めるようなかたちでいろんな方向性を見出してやれるのがすごいなと思っています。

入所してすぐはなかなか難しいかもしれないけど、自分たちで一から事業を考える機会が与えられるので、それはすごくやりがいを感じる部分だなと思います。

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髙橋(い)

私も思い返すと、なかなか呼ぶことができないような人を講演会のゲストに呼ぶことができて。なおかつ、その講演を聞くために会員の方たちがどんな思いで申し込みをしてくれたかということを知ったときに、よし!頑張るぞ!という気持ちにもなるし、道内の地方の会議所では呼べないけど、札幌商工会議所だから呼べたというのを実感したときもあります。

商工会議所という組織の中でいろんな有名な企業の偉い方たちと直接対峙することができるというのもテンションが上がるよなぁと。他ではなかなか体験できないことをやらせていただいてる中ですごくおすすめだと感じています。

あとは、他がやっていないこと事業を先に実施できて成功したときに、よし!とテンションが上がります。

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野原

私も会議所だから、と頼ってくれている企業様の期待に応えられて、感謝の思いを聞いたときはすごくよかったと思います。会議所の存在意義というものも再認識しますし、また頑張ろうという風になりますね。

札幌商工会議所の魅力
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白圡

一般企業に勤めていると絶対に話す機会がないような経営者の方たちとお話させてもらって、顔を覚えてもらえるというところはすごく貴重な経験だと思うし、事業を考えたりというところも一般企業ではなかなかできないじゃないですか。
その事業が実際に実施できるかどうかは別として、そういった機会を与えられているというのはすごく魅力だと思います。

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髙橋(い)

会員企業の業種が多岐にわたっているので、いろんな方たちにお会いできる、チャレンジの場を与えてもらえるというのは、会議所職員だからこその魅力なのかなと思います。それがあるからまた頑張れるということだし、生の声をいろいろ聞かせていただけることができるというのが励みにもなるし魅力だと思います。

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髙橋(美)

魅力は会社の経営者さんと話せる、しかも新卒で入っても社長さんと話せることなんておそらく一般企業で新卒で入った場合はきっとないことだと思うんですね。ダイレクトに社長さんとすぐに話せるというのは札幌商工会議所ならではの魅力のひとつだと思います。最初はなんて話そうと思う時もありましたが、積極的に話していくうちに名前も覚えていただき、フレンドリーにお話させていただける社長さんもいたりしますし。それが魅力ですね。

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経営者の方と直接関われることとさまざまな業種のお話を聞けたり、企業や業界が抱えている課題を自分たちで解決に導くことです。札幌のために働けているという実感が持てるというのが魅力だと思います。

あと、職場の雰囲気のことになるかもしれませんが、札幌商工会議所には同好会とかあるじゃないですか。
野球部とかは普段職場で関わることができない人とも関わることができるのでいいと思います。
野球部だったら1年に1回、大阪や福岡など道外の会議所の職員の方たちとも交流することができるので。他にもアウトドア同好会、テニス同好会、ゴルフ同好会もありますし、同好会活動も一つのポイントなのかなと思います。

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同好会活動の様子

就活生に向けてメッセージ
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名前だけ聞くとすごく堅い雰囲気に感じられるかもしれないんですけど、いざ入ってみるとすごく職場の雰囲気も良いですし、みなさん優しい方ばかりなので。会議所だからといって構えないで。自分の夢に向かってがんばってください。

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野原

いろんな人に触れ合えるし、みなさんが想像している以上にいろんな事業もできて、職員一人ひとりの裁量が大きいので自分がやりたいと思ったことがやれるチャンスもあるし、今は男性女性関係なくいろんな仕事も任せてもらえるので、是非、女性の方もお待ちしております!

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