㈲環境資源応用技術開発研究所

企業基本情報
企業名 ㈲環境資源応用技術開発研究所
企業名カナ カンキョウシゲンオウヨウギジュツケンキュウショ
所属会議所札幌商工会議所
郵便番号 063-0002
住所 北海道札幌市西区山の手2条9丁目1-1
電話番号 011-613-2333
FAX番号 011-613-2770
代表者 代表取締役 高島 晃
資本金 300 万円
設立 1998年4月
従業員数 3 名
業種 有機性廃棄物を良質堆肥に変え商品化、堆肥の地産地消で社会還元システムを提案
取扱品目 OPS、堆肥ポット等堆肥成形商品、堆肥製容器利用有機栽培ねこ草「ニヤッパ」の開発・製造
URL http://www.eco-nekokusa.com/
自社の強み
酪農家の「お荷物」有機性廃棄物を原材料に

ねこの草「ヘルシーガーデン ニヤッパ!」(堆肥ポット使用)
ねこの草「ヘルシーガーデン ニヤッパ!」(堆肥ポット使用)
 (有)環境資源応用技術開発研究所は、有機性廃棄物を堆肥化する技術を利用して、環境に負荷をかけないさまざまな商品を開発・製造・販売しているベンチャー企業だ。
 家畜などから大量に出る糞尿の処理は、酪農家の長年の悩みの種となっていた。これをなんとか解決したいと立ち上がった社長の高島氏によって生み出された製品は、酪農家にとっても、あらたなビジネス展開の可能性を生み出すものとして期待を集めている。
 ビジネスのきっかけは、もともと高島氏が公設の農業研究機関で長年技術者として携わってきて、全道の酪農家が、家畜から出る糞尿の処理に困っているのを常日頃から目にしていたことだった。
 「産業廃棄物処理の法律も新しくなり、そこいらに野積みすることもままならなくなった。酪農の盛んな道東地域では1日1頭あたり40キロ平均の糞尿が排出されるというデータもあります。尿の分を差し引いても1頭あたり半分の20キロがどんどん蓄積されていくんです。いくら酪農家の土地が広いといっても、堆肥として使い切れる量ではありませんね」。
 糞尿を堆肥に作り替えるプラントは、すでにこれまでにも多くのメーカーが開発・商品化してきている。しかしながら、いずれも高額な初期投資がかかる。新たに作り出された堆肥の需要先の不透明さなどから、ほとんどの酪農家は糞尿処理のために法律にしばられているからといえ、需要先のない中でそれだけの高額投資をすることは、現実には非常に困難である。
 そこで高島氏は、このお荷物の産廃物から作られた堆肥を商品化することで「有機性廃棄物が商品の原料になる」という仕組みを考え出し、具体的に多くの商品化を成功させていったのである。
沿革
製品・技術情報 社屋・工場の風景
視察・インターンシップ受入れ、リクルート関係
関連会社・主要取引先・所属団体
キーワード検索
キーワードから企業検索が行えます。
(例)熱処理技術、レーザー加工など
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生産性向上のためのIT活用事例集
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