◆◇◆環境配慮型食料品製造スキル向上カーボンフットプリント導入研究会◆◇◆

商品が製造・流通される過程において排出されるCO2量を表示する「カーボンフットプリント」制度は、企業の社会的責任や、他の製品・サービスとの差別化を図ることで、競争力を高める意味合いもあり、今後、導入を進める企業が急増する事が考えられます。そのような中、地域の食品関連業界全体において理解・実践することは、環境に配慮するだけでなく、地域産品の更なる高ブランド、高付加価値化につながります。

本セミナーでは、「カーボンフットプリント」制度の導入に必要な知識と実践力の持つ人材の育成を図ります


◆◇ 概 要 ◇◆


現在注目されている、環境配慮型商品に貼付されている「カーボンフットプリント」の考え方を基本とし、企業人として環境に取り組むことの出来る人材の育成を図るため、3回の講義を中心に必要な知識習得を目指します。

また、消費者の意見やニーズ調査を行い、その情報を参加者へフィードバックする等情報提供を行うとともに、最新の環境配慮型商品が一堂に介する「エコプロダクツ2010」への視察会等も実施します。

尚、最終的に仮想のカーボンフットプリントマークを発行すべく、商品のCO2排出量の計算を行い、CO2削減の検証等を行います

◆◇ 対 象 ◇◆

食品製造、流通、小売の各事業者(役員またはCSR担当者他) (各講座30名程度)



◆◇menu◇◆
第1講 カーボンフットプリントの現状と導入について
第2講 カーボンフットプリント導入企業に聞く!導入後の検証について
第3講 カーボンフットプリントの市場調査・導入実験実施報告
市場調査
導入実験
先端事例視察
お申込み方法


第1講 「カーボンフットプリントの現状と導入について」


日  時:平成22824日(火) 14001600

場  所:北海道経済センター3階 特別会議室A

対  象:経営者、CSR担当者等

参 加 料:無料



カーボンフットプリントの必要性と導入状況、世界情勢並びに市場優位性の検証


鞄本総合研究所
創発戦略センター グリーン・グロース・オフィス グリーン事業研究クラスター

青山 光彦 氏


[プロフィール]

京都大学工学部物理工学科 卒業
京都大学大学院エネルギー科学研究科修士課程 修了

2002年 株式会社日本総合研究所に入社



「持続可能な社会の実現」に向けて、これまで、環境・エネルギー分野における政策・戦略立案を中心として、広く地域まちづくりに関するコンサルティング業務に従事。近年では、地球温暖化を背景に環境関連技術調査をはじめ、カーボンマネジメント、省エネ・省CO2に関わる技術・サービス戦略に関するコンサルティング業務にも携わっている。


カーボンフットプリント制度の概要について


経済産業省「カーボンフットプリント制度試行事業」事務局
みずほ情報総研
環境・資源エネルギー部次長

加地 靖 氏


同社は、平成20年度に経済産業省が立ち上げた研究会事務局として、「カーボンフットプリント制度の在り方(指針)」および「商品種別算定基準(PCR)策定基準」の取りまとめに貢献し、現在は、経済産業省「カーボンフットプリント制度試行事業」の事務局を務めている。

本セミナーでは、カーボンフットプリントを算定・表示した製品を市場流通させる実証実験における、PCR認定およびカーボンフットプリント(CFP)検証の進め方など、試行事業を中心としたカーボンフットプリント制度の現状について解説する。 


第2講「カーボンフットプリント導入企業に聞く!導入後の検証について」


日  時:平成22916日(木)14001600

場  所:北海道経済センター3階 特別会議室A

対  象:経営者、CSR担当者等
参 加 料:無料



サッポロビール鞄結椁{社


CSR部社会環境室長

蜂須賀 正章 氏

2008619日、世界で初めてビール缶にカーボンフットプリントを表示すると発表。2009年から行う計画のうち2月から350ml入り缶に「CO2 295グラム」と表示し、札幌で試験販売を実施した。


生活協同組合コープさっぽろ

経営企画本部長

吉田 洋一 氏

20103月よりトドックの一部の商品にカーボンフットプリントの表示をスタート。コープさっぽろの独自の考え方で室蘭工業大学との共同研究により、「原料調達」から「販売」までのCO2排出量を算出。

第3講「カーボンフットプリントの市場調査・導入実験実施報告」


日  時:平成23316日(水) 14001600

場  所:北海道経済センター3階 特別会議室A

対  象:経営者、CSR担当者等
参 加 料:無料


市場調査


商品にカーボンフットプリントマークが付与されている事で、消費者の購入動機の変化や企業イメージの向上に繋がるかを調査・検証する。また、既にカーボンフットプリントマークが付与されている商品並びにパネルの展示を行うことで、制度の周知を図る。

 

期  間:1119日(金)〜29日(月)

場  所:さっぽろ地下街オーロラタウン 札幌商工会議所コミュニケーションスペース


導入実験


仮想のカーボンフットプリントシールを作成するため、実際に研究会参加企業の商品の数値を算定し、商品へ添付して市場調査を行う。
仮想CFPシールの添付商品と、添付していない商品を陳列し、商品の購入動機となりえるかアンケート調査を行うと共に、普及拡大に含めたパネル展示等を実施する。

 

期  間:平成23225日〜310日(14日間)

場  所:さっぽろ地下街オーロラタウン札幌商工会議所コミュニケーションスペース


先端事例視察


日本最大級の環境展示会「エコプロダクツ」への視察ならびにCFP先進企業との意見交換会、最先端の技術並びに取り組みについて研究会参加者と視察し、意見交換等の情報収集を図る。

 

期  間:128日〜9

参加費:約50,000

スケジュール

12/8(水)

AM 札幌商工会議所集合

 ↓ 貸切バスにて移動

千歳市先進企業視察

 ↓ 貸切バスにて移動

PM 新千歳空港

 ↓ 

羽田空港

 ↓ 

首都圏先進企業との意見交換会

 ↓

ホテル(夕食)

 

12/9(木)

AM ホテル(朝食)

 ↓ 移動

エコプロダクツ視察

 ↓ 移動

PM 羽田空港

 ↓

新千歳空港 解散

 

 

エコプロダクツ2010

◆期 間:平成22129日〜11

◆規 模:750社・団体

◆場 所:東京ビックサイト

◆来場者:約185,000 


お申込み方法

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