機能性食品における北海道産一次産品由来成分活用セミナー


道内では、北海道バイオ産業クラスター・フォーラム等をはじめとして、産学官連携による研究開発が積極的に行われており、バイオ技術を背景とした機能性食品開発が活発に行われています。今後も、豊富な一次産品を有する北海道においては、道産原材料から抽出した成分を用いた機能性の高い商品開発は、ますます盛んになることが見込まれます。

本セミナーでは、魅力ある新商品開発を希望する開発中核担当者を対象に成分知識向上を目的としたセミナーを実施し、素材の発見から商品開発、販売戦略に至るまでの必要なノウハウを習得を図ります。

◆◇ 概 要 ◇◆

農業新種や、学術機関による機能性研究結果等、新たに健康食品素材として取り込める案件に関する知識向上を目的としたセミナーを実施します。セミナーでは、新商品開発促進、話題性ある商品開発等の情報を共有化し、その過程において機能性の高い食品開発におけるノウハウの習得を図ると共に、全国の最新の商品が一堂に会する展示会への視察を行う事で、最新情報の収集を図ります。

◆◇ 対 象 ◇◆

食品製造業全般、バイオ企業等の開発に関わる中核人材、事業の多角化をすすめる企業(30名程度)


◆◇menu◇◆
第1講 機能性食品業界における最新の成分の検討
第2講 機能性成分の発見からヒット商品ができるまで
第3講 機能性食品における道産一次産品活用に向けて
食品開発展視察
お申込み方法


第1講「機能性食品業界における最新の成分の検討」


日  時:平成22年9月7日(火) 14:00〜15:30
場  所:北海道経済センター3階 特別会議室A
対  象:経営者、商品開発担当者
参 加 料:無料

@機能性食品のおける最新の注目成分とは
講師

UBMメディア
「食品と開発」編集部編集長

宮川 早苗 氏
◆プロフィール◆
宇都宮大学農芸化学卒業、卒業後現在の会社入社、食品と開発編集に携わって20年余。月刊「食品と開発」は、食品メーカーの研究開発や品質保証に携わる人向けの技術雑誌で、食品開発に関わる新素材、添加物、成分分析、食品衛生、製造技術をカバーしている。

◆◇UBMメディア梶栫

健康産業新聞等の業界紙の発行を手がけ、今年3月に北海道経済産業局並びに北海道バイオ産業クラスター・フォーラムにより発行された"北海道産機能性食品素材辞典"の制作に協力、本年10月開催の食品開発展を主催する。

A北海道バイオ産業の市場動向と今後の展望
講師

北海道経済産業局
バイオ産業課長

多田 好克 氏

第2講「機能性成分の発見からヒット商品ができるまで


日  時:平成22年10月7日(木)14:00〜15:30
場  所:北海道経済センター3階 特別会議室A
対  象:経営者、商品開発担当者等
参 加 料:無料 

i@成功事例紹介(雑穀米と雑穀系発酵調味料『ナチュラルクック』)
講師

ベストアメニティ
代表取締役社長

内田 弘 氏
雑穀との出会いにより雑穀のすばらしさを知り、『雑穀米』という最高の商品に到達する。また、アミノ酸を豊富に含み、素材のうま味を引き出す雑穀系発酵調味液『ナチュラルクック』はモンドセレクション2010で金賞を受賞するなど、国内外から高い評価を受けている。「体にやさしい、おいしい健康」をテーマに、よりいっそう品質の高い商品開発に取り組んでいる。

A機能性食品の表示方法の規制緩和に向けた取り組み

講  師

北海道経済部産業振興課健康産業グループ


北海道では、機能性食品の効能表示にかかる規制緩和や北海道独自の表示制度の検討を進めており、北海道バイオ工業会との連携により国への要望を行っている。その取り組み内容と、実現する事による効果について解説。


第3講「機能性食品における道産一次産品活用に向けて」


日  時:平成22年11月11日(木) 14:00〜15:30
場  所:北海道経済センター3階 特別会議室A
対  象:経営者、商品開発担当者等
参 加 料:無料


@北海道一次産品からの成分の発掘と商品開発
講 師

北海道大学院水産科学研究院
海洋応用生命科学部門
生物資源化学分野
(機能性物質化学、資源機能化学科)

教授  宮下 和夫 氏

未利用の農林水産資源から抗肥満物質や生活習慣病の要因を除去する機能性物質を検索する研究に取り組み、それらの物質を元に機能性食品の開発、製品化に取り組むか、海洋廃棄物に存在する成分を利用したエネルギー物質の研究を行うなど、北海道隠れた資源ともいえる農林水産未利用資源の有効活用に向けた研究を積極的に行う。
本講では、未利用資源の発掘から有効活用へのノウハウをテーマに実施する。



長野県出身
東北大学農学部食糧化学科卒業
東北大学大学院農学研究科食糧化学専攻修士・博士課程修了
北海道大学水産学部助教授(海洋生物資源化学科)経て2,000年4月より北海道大学大学院水産科学研究科教授(生命資源科学専攻)

A食品加工研究センターにおける機能性食品の開発支援について

講師
北海道立総合研究機構
食品加工研究センター
食品バイオ部長

長島 浩二 氏


食品開発展視察


世界が注目する健康・機能性食品素材が一堂に会する食品開発展への視察を  実施します。本展示会では、約600社の企業が最新の商品や技術を発信し、今後の商品開発へのヒントが集まっています。


期 間:10月13日(水)〜14日(木)
参加費:約50,000円程度を予定しております

◆◇ スケジュール ◇◆

10/13(水) 

 AM集合             PM                    

新千歳空港    ⇒   羽田空港     ⇒    首都圏先進企業との意見交換  ⇒ ホテルへ  

                  (貸切バスにて移動)              (夕食)

10/14(木)

 

 AM                                  PM

 ホテル     ⇒    食品開発展視察     ⇒   羽田空港     ⇒  新千歳空港 解散  
 (朝食)

 

【食品開発展2010

 

期 間  平成221013日〜15日    規 模  600社・団体

場 所  東京ビッグサイト       来場者  約45,000

 



お申込み方法


下記リンクより申込ページに移動し、フォームに必要事項をご入力の上送信するか、申込書をダウンロードしてFAXにてお申し込み下さい。


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※同時に

環境配慮型食料品製造スキル向上カーボンフットプリント導入研究会

一次産品加工技術向上セミナー の募集も受け付けております。