【社会医療法人 柏葉会 柏葉脳神経外科病院】法人理念である「信頼と尊敬の医療」に基づき、医療・介護・健康を通じて、環境や教育などへの取り組みを実践しています

会社概要

社会医療法人 柏葉会 柏葉脳神経外科病院

理事長・院長 寺坂 俊介

〒062-8513 札幌市豊平区月寒東1条15丁目7番20号

電話番号:011-851-2333

URL:https://www.kashiwaba-nougeka.or.jp/

SDGsの取り組み

法人理念である「信頼と尊敬の医療」に基づき、本業である医療・介護・健康についての取り組みを通じて、SDGsを積極的に掲げ健康だけでなく環境や教育などへの取り組みを積極的に行っております。
ご覧いただければ幸いです。
https://www.kashiwaba-nougeka.or.jp/activity/sdgs/

未来s(みらいず)への協賛への取り組み

 SDGsを通して北海道の未来を描くプロジェクトを、“北海道らしさ” “学生・子供たちの未来”をテーマに未来s(みらいず)が立ち上がりました。
 私たちは法人理念に基づき、道新/UHB/AIR-G共同SDGsプロジェクト 未来sを応援しています。
 未来s(みらいず)を通じて子供食堂などの支援活動を行うことで、様々なスティクホルダーとの関係性、パートナーシップを構築していくと同時に、本業を通じて持続可能な社会を目指していきます。
 アクションとして、「ユース×企業 SDGsワークショップ」が令和4年2月26日、オンラインで開催されました。「持続可能な社会の実現に向けて何が出来るのか」というテーマに対して、世代や社会での立場が異なるユースと企業間において、同じ目線でワークショップを行うことができました。
 当院のブースでは「医療機関では消耗品の使用量が多いこと」「誰もが働きやすい病院にしたいという想いがあること」を中心にディスカッションが行われました。ユースの皆さんが抱いた「病院でのSDGsとはどの様な取り組みなの?」という疑問を共有することはできました。しかしながら、解決することが出来ませんでした。そこでユースの皆さんの疑問にこたえるべく、後日希望者のユースの皆さんを対象に、病院見学会をご案内しました。まん延防止等重点措置を終えた春休みの期間、万全の安全対策・感染対策のもと3回に分散し合計10名の皆さんをご案内し、無事開催することができました。

働く女性に対する質問に対して意見交換が行われました。多くの女性が活躍していること、すべての職員が働きがいのある職場づくりに努力していることを見学していただきました。

フードロス対策への取り組み

 新型コロナウィルス感染症に伴う牛乳の需要減少に伴い、学校給食が休みとなる連休を中心に、過剰供給・廃棄のリスクが心配されています。
 北海道の大切な産業である酪農業を守るために、北海道のみんなで“飲もう! 牛乳”を掲げた北海道産食品消費拡大プロジェクトが立ち上がりました。私たちは、北海道産食品消費拡大プロジェクトを応援しています。
 私たちは法人内にフード事業部を設立、環境負荷の少ない農業を実践している生産者の皆さんと協力し、野菜などの低農薬でありながら高品質食材の選別から外れた規格外の食材を、職員食堂の食材として取り入れています。
 私たちは「医食同源」の想いを大切に、フードロス対策を実践していきます。北海道の大切な産業を守りながら、本業の医療をエネルギッシュに提供しながら、私たちは「誰ひとり取り残さない」社会の実現を目指し続けます。

規格外のジャガイモを丁寧に処理、牛乳を混ぜ、冷製じゃがいもスープを提供しました。

外国人技能実習生の受け入れへの取り組み

 グローバルパートナーシップの一環として、外国人技能自習生の受け入れを積極的に実施しています。
 現在実習生3名がインド、3名がミャンマーから来日、母国への技能伝承を目指し、日々技能実習を行っています。脳卒中を中心とした日本の介護技術習得に励み、母国への技能伝承を目指し実習を行っています。
 私たちは実習受け入れ2年前より、生活習慣や文化を学び準備を進めました。実習生が分かり易い日本語の使い方はもちろん、外国人の文化や風土を理解した接し方、食を通じた職員との文化交流など行ってきました。
 患者さんに接する謙虚な実習生の姿は、法人理念である「信頼と尊敬の医療」の本質であることを教わることも少なくありません。私たちは医療や介護の担い手不足に対応し、高齢社会の先進国として高齢者や脳卒中などの患者さんの介護技術を世界に広げていきたいと考えています。
 私たちは目の前の社会課題や今後の未来を見据え、THINK GLOBALLY, ACT LOCALLYでSDGsに貢献して参ります。

指導者の指導のもと、片麻痺などの患者さんの介助を学んでいます。

つかう責任を全うする取り組み

 私たちは多くの消耗品を消費します。現在使用しているコピー用紙、ペーパータオル、トイレットペーパーは積極的に再生紙を使っています。特に大量に消費する医療材料は、仕入から現場に供給する全ての過程で、効率的で無駄のない物流網の構築、院内配送や棚の管理に努めています。「住み続けられるまちづくりを」「つくる責任つかう責任」「陸の豊かさを守ろう」を実践しています。
 在庫管理だけではなく、使用期限の把握が容易なシステムとなっています。定められている使用期限内に医療材料が消費できる様に、部署別の消費動向を把握、法人内で再分配を行い、使用期限切れを極力生じさせないオペレーションを実施しています。
 私たちは新型コロナウィルス感染症を経験する中で、急激に物資が枯渇することを経験しました。物流網の連携で地域医療が成り立っている現実を体験しました。私たちは「つかう責任」を全うし、持続可能な社会になる様に、これからも積極的に参加して行きます。

ひとつひとつの医療材料はバーコードで管理がなされています。