【石屋製菓株式会社】しあわせをつくるお菓子」という企業理念のもと「100年先も、北海道に愛される会社へ

会社概要

石屋製菓株式会社

代表取締役社長 石水創

〒063-0052 札幌市西区宮の沢2条2丁目11-36

電話番号:0120-375-562

URL:https://www.ishiya.co.jp/

SDGs取組事例

ISHIYAの企業理念「しあわせをつくるお菓子」は、お客さま・地域・社員のしあわせを実現すること。そして2020年に掲げた長期ビジョン「100年先も、北海道に愛される会社へ」に基づき100年先も自然豊かな北海道の素晴らしい原風景を残し続けるため、CSR6つの約束のもと持続可能な事業活動をおこなっています。

約束1「安心・安全」商品製造すべての工程で安心安全を推進します。

一つずつに安心の証を。製造年月日と賞味期限を印字

「白い恋人」と「美冬(みふゆ)」は、個包装の袋に製造年月日と賞味期限を印字しています。例えばお買い上げ後にお土産としてお配りいただく場合、バラバラになったとしても、いつ製造され、いつまで美味しく召し上がっていただけるかを明確に示しています。

FSSC 22000認証取得

国際的な規格である食品安全マネジメントシステム「FSSC 22000」の認証を取得しています。

ISHIYAでは「FSSC 22000」に基づき原材料から消費までのフードチェーンにおける食品安全への取り組みを推進しており、2017年1月に本社管理部門及び宮の沢工場(チョコレート菓子及び洋菓子製造)、2020年1月に北広島工場(チョコレート菓子及びチョコレートの製造)で認証を取得しました。

近年、弊社の製品は“北海道のお土産”としてだけでなく、“日本のお土産”として海外の多くの人にも愛され、より質の高いグローバルな品質管理が求められてきています。

世界標準といわれる食品安全マネジメントシステムに基づく全社的な取り組みは、国内外のお客さまをはじめとするお取引先さまへ、より安心で安全な製品として認知いただけるものと考えております。

約束2「コンプライアンス」法律や倫理を遵守するコンプライアンス体制を確立します。

CSR委員会を設置し「NO!ハラスメント」宣言などを実施。

CSR委員会を組織し、6つの約束の実現を目指しています。お客さまからいただいたご意見・お問い合わせへの対応、衛生管理等に関する研修実施状況など、CSR委員会運営で討議・確認された内容は、ホームページで随時公開しています。

また「絶対に許さない、ノーハラスメント宣言」を合言葉に、各職場や通路など社内各所にポスターを掲示しています。コンプライアンスの重要性を全従業員に浸透させるため、定期的な教育を行い意識の向上を図っています。

稟議書にSDGsへの貢献について記載。

当社が始める事業等、すべてがSDGsに繋がっていなければなりません。そのため、事業に当てはまるSDGs各目標へのチェック、コメントの入力を必須化し従業員へのSDGs周知、意識啓発をしています

約束3「環境」環境負荷を軽減する取り組みで持続可能な製品づくりをします。

ISHIYA全施設の電力使用におけるCO2排出実質ゼロを達成

北海道での地域密着型電力会社・株式会社エゾデンを介し、大手新電力の株式会社エネット(以下エネット)と小売供給契約を締結しており、2022年7月より北広島工場、2022年9月からは宮の沢工場(工場棟、本社事務所棟、サッカー場 他)において、エネットの提供する再エネ導入支援メニュー「EnneGreen」を導入し、契約中の電気(主に天然ガス発電等の電気)に再生可能エネルギー指定の非化石証書を組み合わせることで、利用する電力の実質再生可能エネルギー(二酸化炭素排出量がゼロ)100%を推進していました。さらに、2023年4月から白い恋人パークの一部を皮切りに、7月には宮の沢地区および北広島工場において北海道企業局の水力発電所由来の非化石証書を適用した電気に切り替えました。

弊社敷地内の全電力使用による年間7,300トンのCO2排出量が実質ゼロとなっています。

「白い恋人」化粧箱の留めシールを紙製に変更しプラスチックを削減。

プラスチック素材使用量削減のため、2023年8月より「白い恋人」の化粧箱に使用する留めシールをプラスチック(PP)製から紙製に順次切り替えを行いました。紙製に変更することで年間約1.5トンの(2019年度仕入れベース)プラスチック素材の使用を削減することができます。併せて、シール上部のつまみを下部に変更することで、留めシールと化粧箱の開封方向を揃え、よりスムーズに「白い恋人」を取り出せるような改良もしています。

北広島工場で地域のゴミ拾い活動をしています。

「当社の主力工場がある北広島市に恩返しをしたい」という社員の想いから2021年よりゴミ拾い活動がスタートしました。この活動は冬期間の除き月に1回実施しています。同時にあいさつ運動も行い、地域の方と交流を深めています。北広島市から少しずつ活動範囲を広げ、すべての人が住みやすい地域づくりを目指していきます。

FSC®認証紙を採用し森林保全

「白い恋人」の化粧箱と紙袋には適正に管理された森林木材で作られたFSC®認証紙を使い、贈答品にふさわしい美しさと環境に配慮した包装を両立させています。また、工場出荷時に商品を入れるダンボール箱についてもFSC®認証紙を採用しています。

トレーは環境にもやさしいバイオマス素材を採用

「白い恋人」や「美冬(みふゆ)」、「白い恋人ホワイトチョコレートプリン」には「バイオマス素材(植物由来)」を主原料としたトレーを採用しています。バイオマス素材はCO2の発生量が軽減されるだけでなく、食べ終わったあとは可燃ゴミとして処理できます。

原料の6割がバイオマス素材で、トウモロコシ(デントコーン)から作られており、CO2排出量が年間平均(2015~2019年)で320トン減少し、以前の半分以下まで削減することができています(対PP比、計算値)

北海道産の原料を使用し、おいしく地産地消

ISHIYAの製品は、出来る限り「北海道産」の原料を使用しています。「白い恋人」に使用している小麦粉、砂糖、生クリームは北海道産100%「白い恋人ソフトクリーム」は北海道産の生乳を使用しています。海外から輸入するより輸送時のCO2の発生が抑制され、持続可能な北海道農業への貢献をしています。

約束4「スポーツ振興」スポーツを通じて子供たちに夢や希望を与えます。

北海道コンサドーレ札幌のオフィシャルトップパートナー

北海道のプロサッカーチーム「北海道コンサドーレ札幌」のオフィストップパートナーとなり応援しています。スポンサーとして活動をはじめ、白い恋人パークではグッズの販売なども行っています。

コンサドーレカラー赤黒の「白い恋人」を製造・販売したこともありクラブとともに様々な活動を行っています。

また、北海道コンサドーレ札幌バドミントンチーム、カーリングチームにつても応援しています。

約束5「地域社会」北海道・地域社会に様々な形で貢献します。

白い恋人パーク内の剪定した枝葉を札幌市円山動物園で有効活用

白い恋人パーク内は多くの樹木があり定期的な剪定が必要なため、その時にでる大量の枝葉を札幌市円山動物園にエサとして寄付しています。また、札幌市円山動物園で作っているゾウのフンを堆肥化したものを白い恋人パーク内のイベントでお客さまにプレゼントする活動をしています。

白い恋人パークでSDGsを学べる見学コースを開設

2021年よりISHIYAのSDGsの取り組みを紹介するコースを新設しています。学校の課外授業や修学旅行の一環として利用いただいています。

小学校年から企業団体向けなど様々な世代の方に理解を深めていただけるプログラムをご用意しています。

コロナ禍での地域貢献活動

全道の新入生12万人に「白い恋人」を贈呈

新型コロナウイルス感染症の拡大が懸念される中、不安を抱きながら入学する子ども達を勇気づけようと全道の小中高校の新入生約12万人に「白い恋人」を贈呈しました。

2020年4月6日(月)、石水社長が道庁を訪問し鈴木北海道知事へ目録をお渡ししました。また、2020年4月7日(火)には、石水社長が札幌市役所を訪問し秋元市長へ目録をお渡し、感謝状をいただきました。

医療従事者へ「白い恋人」を寄贈

2020年4月、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、医療の最前線で日々ご活躍いただく医療従事者様へ感謝の意を込めて「白い恋人」を寄贈させていただきました。北海道内の感染症指定医療機関約30か所(2020年4月現在)および、「WeSupport」を通じて全国の医療従事者へお届けしました。

感謝の気持ちを込めてブルーライト点灯

新型コロナウイルスに立ち向かう最前線の医療従事者に感謝を込めて、コロナ禍の2020年にはMAKE IT BLUE JAPAN 実行委員会の活動に賛同し、医療の最前線で闘うすべての方々に感謝の意を表し、白い恋人パークおよび北広島工場を定期的にブルーライトアップしました。

約束6「雇用労働環境」だれもが安心して働ける職場にします。

健康経営優良法人2023(中小規模法人部門)に認定

経済産業省では、健康長寿社会の実現に向けた取組の一つとして、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、健康の保持・増進につながる取組を戦略的に実践する「健康経営」を推進しています。

2023年3月8日、「健康経営優良法人2023」として、日本健康会議により中小規模法人部門に石屋製菓株式会社及び、石屋商事株式会社が認定されました。

女性の活躍を推進するための行動計画

「女性活躍推進法」は、企業に女性の職業生活における活躍を推し進める行動計画、また「次世代育成支援対策推進法」は、企業に次世代の社会を担う子供が健やかに生まれ、育成される環境を整える行動計画 の策定を義務付けています。「女性がより活躍できる」、「社員が子育てと両立できる」雇用環境整備のため行動計画を策定しています。

従業員意見箱「あなたの声 直行便」を設置しています。

ISHIYAでは従業員の意見を直接役員に投書できる意見箱「あなたの声 直行便」を設置しています。従業員から広く会社についての意見、提案を求め職場風土の改善に努めています。投書箱は役員の数だけ設置しており、誰が入れてもいいシステムになっています。

テレワークの推奨

テレワーク環境を整備しています。数年前より合理的、効率的な新しい働き方を目指し、システム投資を進めていました。「働きがい」のある労働環境改善に努めていきます。