【株式会社井上技研】男女フラットな目線での女性活用を中心とした様々な取組み

会社概要

株式会社井上技研

代表取締役 犬嶋 清幸

〒065-0014 札幌市東区北14条東8丁目3-1 5F

電話番号:011-741-1023

URL:https://inouegiken.co.jp/
SDGs専用ページ: https://inouegiken.co.jp/sdgs/

SDGs取組事例

弊社では、「SDGs5.ジェンダー平等を実現しよう」に基づいた女性活用を中心に、社員の教育からまちづくり、環境に関することまで SDGs に関する様々な取組を行っています。

また社内には SDGs 担当を設け、ホームページでも SDGs に関するページを割き、啓蒙活動に努めています。


真の女性目線企業として

 井上技研ではかねてより女性活用に取組んでいましたが、数年前からは「女性目線一歩 先へ! ~女性って特別じゃない、男性も女性も活躍する井上技研~」という意識の元、男女がフラットな目線で働ける、真の女性活用を目指しています。

① 女性目線の建設業 井上技研

 近年は、「建設女子」「建設小町」「ドボジョ」など、建設 業での女性活躍が話題になっています。
井上技研では、専務 犬嶋ユカリを中心に、建設業での女性がかなりの少数派だったころから、女性活用を考えてまいりました。

 今では引っ張りだこの建設系の女性技術者も、一昔前は、なかなか就職先がないくらいの状態。
そんな中、井上技研は理系の建設女子も含め、時代に先駆けた積極採用、そして女性活用を行ってきたことにより、細やかな気遣いのあるお仕事を提供しています。

 また、2017 年には、弊社顧問 秋田舞美氏による、井上技研の「女性目線」への取り組みを題材にした論文が、中小企業庁長官賞を受賞しました。


② 女性目線、ご評価いただきました!

「井上技研=女性目線の建設業」という認識は、少しずつ広がっており、2016 年には、「さっぽろ女性応援会議」における札幌市長との懇話会で、10 名のメンバーの中に井上技研の社員が選ばれました。

弊社専務の犬嶋ユカリも、北海道教育委員会 新たな高校づくり部会「新卒採用と女性経営者」委員就任など、女性目線、女性活用に取り組む企業として、一定の評価をいただいています。

北海道新聞
札幌市長との懇話会の記事
③ 女性が活躍できる職場は、男性も活躍できる職場

女性目線という言葉を使っていますが、もちろん井上技研では、男性も大活躍しております。

2018 年からは、女性目線をいっそう深化させ、真の女性活用は、女性が活躍することにより、男女両方が幸せになれる社会の実現というテーマに取り組みたいと思います。

例えば、職場環境にしても働き方にしても、繊細な女性が働きやすい環境は、男性にとっても快適なことに間違いはありません。
また、井上技研は、「女性だから特別」ではなく、「女性活用だからこそ男性ともフラットな企業」を目指し、男性も女性も輝く企業を実践しています。


大切な社員、まちづくり、企業の使命としてのSDGs

 ジェンダーに関する取組み以外でも、 井上技研では社員への教育・福利厚生、保育園や障がい者施設など建設も含めたまちづくりなどを以前から心がけており、現在は SDGs 担当を置いて目標達成に取り組んでいます。

取組1.男女フラットな目線での女性活用を目指します

 井上技研では「女性目線の建設業」を標榜し、女性技術者の活用をはじめとし、様々な取組を行ってきました。

 井上技研の考える女性活用は女性を特別視することではなく、男女がフラットな目線で共に働ける環境です。
 そして、女性が働きやすい環境は、もちろん男性も働きやすい環境。女性が活躍する、そして男性が輝く企業を目指しています。

取組2.大切な社員に、未来が見える教育の場を提供します

 井上技研では、企業が存続し伸びていくためには、「人」が一番大切だと考えています。

 大切な社員がしっかりした知識を身に着け、積極的に社会とかかわれる人材となってもらうため。
 そして、社員に自発的なやりがいを感じてもらうために。

 経営者自身が仕事の意義を伝えていける環境づくりを心掛けていくと共に、様々な研修・セミナー、キャリア・コンサルタントとの面談の場を設けています。

▼社員の成長に向けた取組
〇色彩の勉強会(感性教育)
〇建設関連資格への補助制度
〇キャリア・コンサルタントの配置
〇中間管理職への研修(生産性向上研修、リーダー研修)
〇若手研修(IGYSG:井上技研ヤング・スタディ・グループ)

取組3.保育園や障がい者施設など、働く人を支える建設を提供していきます

 井上技研では女性目線を活かし、保育園や障がい者施設など女性が多く働く職場やダイバーシティに関わる職場の建設に積極的に取り組んでいます。

 働きやすい建物、過ごしやすい建物を作ることで働く人を支えていきたい。
 建物を通じて教育、女性の社会進出、ダイバーシティ推進など、様々な社会的活動に貢献していきたいと考えています。

取組4.まちづくりに貢献できる建設会社を目指します

 井上技研は業務内容としても企業自身としても、地域社会に溶け込み、地域社会に貢献できる活動を心掛けています。

 会社のある地域では、草刈りやごみ拾い活動に参加しています。 また、札幌市景観70 色を取り入れた工事シートや、動物園の工事では動物の足跡をあしらった工事シートを使用するなど、工事中であっても、少しでも心が和むような配慮を行っています。

取組5.社員が安心して働ける職場環境を提供します

 長く男性社会が続いた建設業界の中でも女性が安心して働いていただけるように、女性が配置される現場には女性専用トイレを設置しています。 

 また、社用車も貸与かつ、運転が不安な社員には専門講師による運転講習も行っていますので、運転に不慣れな新入社員のかたにも安心して業務を始めていただけます。
 社用車だけではなくスマホも完全貸与なので、プライベートと仕事も完全に分離することができ、安心して働ける環境作りに努めています。

取組6.企業活動を通して、環境への配慮を行っていきます

 井上技研では、建設資材も環境に配慮したものを積極的に取り扱っています。

〇遮熱性の高い塗料
〇FSC 森林認証を受けた木材
〇廃蛍光灯リサイクルガラスを
          使用したガラスブロック
〇化学物質を含まない塗料


社用車も低燃費カーを採用し、少しでも環境に貢献できるように心がけています。

その他の取り組み
① 発展途上国支援

 弊社役員は、発展途上国支援団体への支援を15年ほど続けており、そのうち10 年間は理事を勤めておりました。
 発展途上国への支援は、妊娠や教育などを通した女性支援にもつながっており、井上技研の理念とも通じることがあると思っています。

② 自社ビルテナントの活用

 井上技研本社にテナントとして入居いただいているのは、保育園、高齢者向け居宅介護サービス会社と、お子さんや高齢者を支える企業さまです。
 本業以外でも様々な観点から、働く女性やダイバーシティへ貢献していきたいと思っています。