【北海航測株式会社】測量を通じて、SDGs達成に向けて取り組みます

会社概要

北海航測株式会社

代表取締役社長 矢橋 潤一郎

〒060-0003 札幌市中央区北3条西17丁目2-36

電話番号:011-611-3225

URL:http://www.hokkai-jp.com/

SDGs取組事例

北海航測株式会社は、SDGs達成に向けて3つの目標を掲げます。

「誰一人取り残さない、社員全員に健康と平等を」

安心して働ける職場の客観視に努めております。そのひとつが「札幌市ワーク・ライフ・バランスplus企業」の認証です。

 出張が伴う仕事ですので、車の運転にも気を付けております。これに関しては「札幌方面安全運転管理者協会」より表彰いただきました。

 そして当社の特徴として、空からの計測があります。航空機に乗り込む計測士はもちろん、定期健康診断は全社員必須。健康第一をこれからも続けます。

「測量技術を活用した環境保全」

 航空レーザは、災害時に力を発揮します。当社は、過去には東日本大震災で南三陸方面を計測。道内では、胆振東部地震の発災直後、厚真町全域を計測しました。復旧復興のお手伝いによって、災害に強く、安心して長く住み続けられるまちづくりに寄与しているものと自負しております。
 航空レーザでは他に、森林のCO2吸収量計測や土壌分析を行うなど、地球温暖化防止のためのデータ取得のお手伝いをしております。
 当社は農業土木・森林土木の設計業務も行っております。山林や農地から、河川に土壌成分が流れ出し、海へと運ばれて漁業に影響を及ぼします。これら自然の過程に、建設コンサルタント業務を通じて関与します。本道の食糧生産の充実が、フードロスなど諸問題解決の根幹にあると考えております。

 これら当社の生業は、メディアに取り上げられることは少なく、積極的に㏚しなければ、業界自体が埋没します。当社は桑園地区に社屋を構えております。創業50周年の際には、桑園全域の航空写真を撮影し、パネルにして連合町内会へ寄贈しました。今でも桑園まちづくりセンター内に飾られ、地域住民に利用いただいております。
 地域への働きかけとしては他に、カエルヤ珈琲店が主催する「カエル自慢コンテスト」の特別賞「北海航測賞」があります。これも同コンテスト開始から10年、毎回提供しており、これからも続けてまいります。

 北大をはじめとする校外授業や、海外からの視察も積極的に受け入れております。特に近年は、高校生のインターンシップに力を入れており、毎年4~5校から生徒が来社します。

「小さなことの積み重ねからエネルギー利用を大切に」

「さっぽろエコメンバー」の登録を通じて、環境保全への取り組みを明確に表明してきました。
 具体的には、積雪寒冷地では半年程度の効果に限定されますが、自転車の活用により、車移動の抑制を図っております。その策のひとつがポロクルです。当社駐車場の一画にポート用地を提供しております。

 キャンドルナイトにも協力してきました。こうした小さな積み重ねが、大きなエネルギー問題の解決につながると考えております。そのためには継続が必要です。すべての活動を楽しみながら環境負荷の軽減を図れたら、それに越したことはないかと思います。

 夏には、社屋玄関に「浮き球」を設置します。本州ではよく見られますが、夏が短い北海道では少ないかと。日本の風流さで涼を取るのも、持続的なエネルギーの軽減につながるものと信じております。