生産性向上実務研修

人手不足が深刻化する中、企業における生産性向上は重要な経営課題となっています。札幌商工会議所では、厚生労働省所管の独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構の委託を受け、業務改善活動やITの利活用によって生産性向上に取り組む企業を支援する実務研修を開講致します。

地域企業の皆様におかれましては、この機会に是非社員の方々にご受講頂き、社内の生産性向上に向けた取り組みにご活用頂きたくご案内申し上げます。

コース番号1 生産性向上実務研修 「BCP策定基礎研修」
開催日 2019年6月17(月)・2019年24日(月)
時間 9:30-16:30
場所 北海道経済センター 8階 Bホール
講師
  • 森田経営診断サービス 代表 森田康之(もりた・やすゆき)氏
  • さかいビジネスコンサルタント事務所 代表 酒井和輝(さかい・かずき)氏
内容
カリキュラム

1.災害におけるリスクマネジメント

  1. リスクマネジメントとは
  2. 事業継続計画(BCP)とは
  3. 中小企業庁の入門編BCPの策定(演習)

2.事業継続計画の策定

  1. 中小企業庁の基本編BCPの概要 
  2. 災害リスクの洗い出し(演習)
  3. 事前対策の検討(演習)
  4. 災害発生時の初動対応の検討(演習)

3.事業継続計画の周知と改善 

  1. 従業員への周知と教育
  2. BCPの点検・評価と継続的な改善

  • 研修の内容・順序は変更する場合があります
  • 初めてBCP策定に取組む企業向けの研修です。
  • 既存のBCPを見直す企業には向きません。

コース番号2 生産性向上実務研修 「サービス業の業務改善研修」
開催日 2019年9月3(火)・2019年11日(水)
時間 9:30-16:30
場所 北海道経済センター 8階 第3会議室
講師

中小企業診断士 本田 康夫 氏

内容
カリキュラム

1.サービス業における改善活動

  • サービスの品質と改善活動
  • サービス業における生産性
  • 改善活動の到達目標

2.サービスの現場改善の考え方

  • 改善の手順
  • IEによる作業分析
  • 作業の改善

3.運営責任者のマネジメント 

  • 運営責任者のマネジメント
  • 従業員の意識と責任者の役割
  • 生産性改善活動の計画と実施

4.事例を用いたIEによる作業分析演習

  • 作業プロセスの分析と作業計画
  • 組み作業の分析と改善

研修の内容・順序は変更する場合があります。

対象

札幌商工会議所会員企業の方※非会員の方はお問い合わせください。


コース番号3 生産性向上実務研修 「製造業の品質管理実践研修」

開催日 2019年10月2(水)・2019年3日(木)
時間 9:30-16:30
場所 北海道経済センター 8階 Bホール
講師

中小企業診断士 本田 康夫 氏

内容
カリキュラム

1.品質管理の進め方

  • 品質管理の概念
  • 品質管理と品質保証

2.品質管理活動の推進

  • 品質管理活動の基本
  • 品質管理活動を推進するための必要条件

3.不良・クレームゼロの実践 

  • QC的問題解決法
  • QC7つ道具
  • 生産性改善活動の計画と実施

4.QC7つ道具活用演習

  • 現状把握の手法
  • 問題解析の手法
  • 改善効果確認

研修の内容・順序は変更する場合があります。

対象

札幌商工会議所会員企業の方※非会員の方はお問い合わせください。

コース番号4 生産性向上実務研修 「IoTを活用した新製品・新サービスの作り方・売り方」
開催日 2019年10月8(火)・2019年9日(水)
時間 9:30-16:30
場所 10/8北海道経済センター8階第3会議室・10/9Aホール
講師

ウイングアーク1st (株)
Connected Industriesエヴァンジェリスト
大川 真史 氏

内容
カリキュラム

1.IoTとビッグデータ活用

  • IoT、AI、クラウドなどの用語説明
  • 工業化社会からデジタルサービス化社会への進展
  • 社会システム、産業構造、マネジメント構造の根本的転換
  • IoTを活用したデジタルサービス、デジタルツール紹介
  • AI、IoTなどを活用した新しい生産性向上の事例
  • 自社開発したIoTツールを外販している事例

2.IoTを活かした事業戦略

  • サービス学概論~サービスとは何か、価値とは何か
  • IoTを活用したイノベーション~自分で作り・使い・改善する
  • 「自分で作る」ためのデバイス、サービス紹介
  • Agile/DevOpsと「広義のデザイン」の重要性

3.サービスマネジメントとサービスマーケティング

  • サービスマネジメント概論
  • 開発ツール、情報収集、勉強する方法
  • 新しいサービスマーケティング ~ユーザー・潜在ユーザーとの連携強化
  • 潜在ユーザーの集まるコミュニティへの参画と貢献

4.デジタルサービス開発のプロセス (演習)

  • メガトレンドと機会領域の探索
  • 「ユーザージャーニーマップ」作成
  • 「顧客の悩みと提供価値の設計書」作成
  • 全体共有(発表)と相互レビュー

研修の内容・順序は変更する場合があります。