5/19 北海道厚生年金会館の存続を求める要請
北海道厚生年金会館の存続を求める要請について

現在、全国の年金福祉施設の見直しを進めておられると聞いておりますが、この時にあたり、地元北海道厚生年金会館の存続につきまして要請いたします。
北海道厚生年金会館は、アジアで初めての冬季オリンピックの開催を前に北海道札幌が夢と希望にあふれた昭和46年、地元北海道知事及び札幌市長の強い要請により誕生し、国際オリンピック委員会総会が開催され、世界中の人々が集う会場となりました。
2,300席を有し北日本一を今に誇る大ホールは、開業以来1,500万人が入場し、6,000組を超えるアーティストが出演する、北の大地の文化づくりを使命とし、北都において文化の殿堂としての役割を担ってきています。
現在もこのような重要な意義を果たしている北海道厚生年金会館は、これから将来に向かっても北海道札幌において大きな役割を期待されています。
このような北海道厚生年金会館が全国の年金福祉施設の一つとして、一般競争入札に付され、その機能の維持ができなくなるおそれのあることに対しまして、深い憂慮を禁じ得ません。
どうか今後、年金福祉施設の整理合理化を具体化されるに際しましては、北海道厚生年金会館の公共性を充分勘案され、北海道厚生年金会館の機能が存続されますよう、ご配慮いただきますよう要請いたします。

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