札幌市施策に関する要望書を提出
![]() |
![]() |
8月28日、平成27年度以来2年ぶりとなる当所と札幌市との要望・懇談会が開催されました。
札幌市からは秋元市長のほか、副市長・関係局長が出席、当所からは岩田会頭、星野副会頭、勝木副会頭、紫藤副会頭のほか、委員長・部会長ら23名が出席し、札幌市の施策に対して要望し、意見交換を実施しました。
当所からの要望事項は以下の通りです。
1.人材確保・生産性向上支援
- 中小企業・小規模事業者の人材確保支援
- 生産性向上の為のIT導入支援施策の拡充
2.中小企業支援施策の拡充
- 中小企業支援体制における連携強化
- 創業促進のための取組強化
- 事業承継の推進に向けた取組強化
3.地元中小企業の受注機会拡大と適正な入札制度の構築
- 地元企業への優先発注の推進と適正な入札制度の構築
- 複数年契約となる入札(役務)における賃金・資材物価等の上昇時におけるスライド規定の創設及びそれを可能とする予算の確保
- 指定管理者(出資団体等)による再委託(清掃・設備管理・警備)に伴う適正発注の監督指導(下請取引適正化の推進)
- 公共工事に係る事業量の確保と施行時期の更なる平準化
4.観光客の受入体制強化と魅力ある観光メニューの創出による誘客対策促進
- 交通機関の運行情報一元化提供事業の当所への移管
- 観光客「おもてなし」向上事業の当所への移管
- 冬季間等における新たな誘客への取組支援
- 大通公園でのイベントの実施に向けた環境整備
- 都心部における観光バス乗降場の整備
5.新幹線開業を見据えた札幌広域圏の総合交通体系の確立
- 都心アクセス道路の早期実現に向けた、国への積極的な働き掛け
- 丘珠空港の機能拡充~路線拡充、滑走路延長、都心からのアクセス強化
- 札幌駅前整備に伴う都心バスターミナル機能の一元化
6.まちづくり関連施策の推進
- 大規模MICE施設の早期整備並びに「さっぽろ芸文館」跡地利用方針の早期明確化
- 都心における荷捌きスペースの拡充と機能強化(大通バスセンターの利活用など)
- 地域特性・景観に配慮した札幌市郊外の土地利活用・街づくりの推進
- 札幌市における海外資本による不動産売買の実態調査の推進
- 屋外広告物所有者に対する点検・管理等の周知・啓発
- 災害に強い街づくりの推進(公共施設の災害対応型LPガスバルク導入等)
7.提言「さっぽろ成長戦略」の実現に向けた支援
- 「MeCCS構想」(「再生医療」「陽子線治療」等の札幌の強みとなる医療資源を核とした産業集積)実現に向けた支援
- 未来を担うこども達の夢の実現を支援する「(仮称)アンビシャスの会」設立に伴う経費負担
- 観光産業におけるより実践的な知識・技能を有する人材輩出を目的とした札幌市立大学新学部(国際観光学部)の設置
- 札幌市中央卸売市場内での保育所設置に伴う施設整備費用等への支援
- 保育士不足に対応すべく、保育現場におけるサポート的な役割を担うシニア人材の「子育て支援員」としての活用推進
8.業界振興策への支援
- 「ものづくり支援事業」の更なる拡充
- ふるさと納税の寄付返礼品における地場産品の活用
なお、この要望に対し、平成29年9月28日付で札幌市より書面で回答がありました。
このページに関するお問い合わせ先
札幌商工会議所 総合企画部 企画課 電話:011-231-1360 FAX:011-231-1078